エイジングケアには美容液で保湿を！怠ってはいけない保湿の重要性

お肌の保湿を怠ると起きること

正しいエイジングケア※でお肌を美しく保つためには、保湿が欠かせません。お肌の保湿をサボると発生するトラブルは主に以下の3つです。

・お肌のバリア機能低下

お肌の保湿を怠ると角質層に適度な水分が行き渡らず、バリア機能が低下しかねません。お肌のバリア機能は、お肌の潤いを逃がさない役割と紫外線からの刺激を軽減する役割があります。バリア機能が低下すると角質層が乾燥でざらつき、皮膚のすき間から刺激物が侵入しやすくなるため肌荒れに注意が必要です。

・ターンオーバー周期の乱れ

保湿が十分でないとお肌が生まれ変わるためのターンオーバーが安定しません。

私たちはターンオーバーにより表皮の細胞が生まれ変わることで、栄養や老廃物の交換が行われ健康なお肌を保っています。保湿不足や紫外線の刺激によりお肌が乾燥するとターンオーバーが乱れ、毛穴の汚れやシミ、くすみが発生してしまうのです。

透明感のあるお肌を保つためにも保湿をしてターンオーバーを正常に働かせましょう。

・皮脂の過剰分泌

保湿不足が招くのはお肌の乾燥だけではありません。皮脂の過剰分泌にもつながります。インナードライとも呼ばれ、皮膚の表面は皮脂が分泌してベタついているのに、奥の角質層は水分が不足している状態です。

表面は潤っているように見えても内側は乾燥しているため、お肌がゴワついたり、メイクが崩れたりする特徴があります。

保湿の重要性

赤ちゃんのお肌はプルプルとみずみずしく、多量の水分がお肌の中には含まれています。年齢を重ねるにつれ、お肌の中の水分は徐々に減少していき、水分をお肌の中に保持する力も弱くなっていきます。その結果、乾燥によるお肌のトラブルが頻発しますので、40代からのエイジングケア※ではお肌の中の水分を維持するためにも保湿が重要です。

潤いのあるお肌はバリア機能が十分に備わっているため、紫外線をはじめとした外部の刺激からお肌を守り、きめの細かいハリのある透明肌を維持できます。保湿はいつまでも美しいお肌を保つために欠かせないスキンケアです。

正しいスキンケア方法

・クレンジングや洗顔は優しく

潤いのあるお肌を保つためには、適切な方法でスキンケアを行ってください。汚れを落とすためのクレンジングや洗顔で、お肌を強く擦ってはいけません。お肌を清潔に保つためには、付着した汚れをしっかりと落とし、常に清潔な状態を保つことが必要ですが、過度な刺激はお肌の乾燥を引き起こしかねません。

クレンジングの際は先にアイメイクを専用リムーバーで落としてから、洗浄力が強すぎないクレンジングを優しくなじませてください。しっかりと泡立て、泡で包み込むように優しく洗いましょう。

・保湿ケアを忘れない

洗顔後に忘れてはいけないのが保湿ケアです。洗顔で毛穴の汚れを落とした後は、お肌が乾燥しやすい状態のため、時間を空けずに化粧水でお肌に水分を入れてください。化粧水でたっぷりと水分補給した後は、高濃度の保湿成分が配合された美容液でお肌に栄養を与えることが重要です。例えば、ヒアルロン酸やセラミドなど、水分を保持する成分を含むスキンケアをおすすめします。

また、お肌に補給した水分が乾燥しないよう乳液で蓋をするのを忘れてはいけません。40代以降は皮脂の分泌が活発になるケースもありますので、必要以上に油分を与えないほうがよいこともあります。ご自身のお肌状態に合わせて乳液の油分を調整してください。