エイジングケアに美容液がおすすめ！乾燥肌の改善には肌ケアが重要

どのような状態が乾燥肌？

乾燥肌とは、皮膚の外側にある角質の水分量が低下した状態です。水分量が低下すると、お肌の潤いやツヤが失われ、つっぱり感やカサつき、ごわつき、粉が吹くなどの症状が現れます。

症状が悪化するとスキンケアをしても、化粧水などが皮膚内部まで浸透しません。スキンケア製品によってはヒリヒリしたり、かゆみや赤みが出たりと、お肌に刺激を与えてしまうこともあります。

健康なお肌の水分量は約20～30％です。20～30％を下回ると皮膚が乾燥してしまいます。そのまま放置するとシワやシミ、くすみなどができやすいため注意してください。

バリア機能が低下する原因

・加齢

バリア機能は紫外線などの刺激から、皮膚を守る働きのことです。バリア機能が低下すると、皮膚の水分量が減少し乾燥肌を引き起こしてしまいます。

バリア機能が低下する原因の一つは老化です。年齢を重ねて皮膚表面の皮脂が減少すると、油膜で皮膚を保護できなくなりバリア機能が低下します。

老化によるバリア機能の低下が起こると、お肌の水分量が減少していきます。個人差はありますが、30代で60％ほど、40代で30％ほどの減少量です。

・空気中の乾燥

お肌の乾燥を防ぐためにはある程度の皮脂や汗の分泌が必要です。冬場は湿度が低く、室内では暖房を使用する機会が増えますので、空気が乾燥しやすくなります。

空気が乾燥していると汗や皮脂の分泌を妨げてしまうため、バリア機能が低下してしまうのです。夏場もエアコンを使用することで汗をかく機会が減り、お肌を乾燥させてしまいます。

・紫外線

紫外線を浴びるとコラーゲンやエラスチンが破壊されたり、変性したりしてしまい、バリア機能の低下を招きます。

過度に紫外線を浴びると皮膚が炎症するうえ、紫外線によるダメージが長年蓄積するとメラニンが過剰に生成されシミの原因となりますので、注意してください。

・不規則な生活

不規則な生活とは、主に偏った食事と睡眠不足です。私たちの身体は食べたもので作られていますので、食事が偏ればお肌の栄養バランスも崩れ、バリア機能が低下しかねません。

睡眠不足はターンオーバーのサイクルを乱し、乾燥肌を招きます。

・先天性疾患

先天性疾患とはアトピー性皮膚炎のような生まれつき持っている疾患のことです。アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が低下しているため、乾燥肌や炎症などを引き起こします。

乾燥肌を改善するための対策

・適切な洗顔とスキンケア

乾燥肌を改善するためには洗顔とスキンケアを正しく行うことが大切です。洗顔時に熱いお湯を使うと皮膚の乾燥を引き起こしてしまいますので、ぬるま湯での洗顔をおすすめします。顔を拭く際も清潔なタオルを使用し、擦らずお肌に優しく当てるようにして余分な水分を吸い取ってください。

洗顔後や入浴後はスキンケアを忘れてはいけません。水分を補給する化粧水とお肌の水分、油分のバランスを整える乳液、お悩みに合わせた成分を配合する美容液を使うとよいでしょう。

乾燥肌にはヒト幹細胞培養美容液がおすすめです。自らうるおい成分を分泌する力・ターンオーバーのサポートが期待できます。

スキンケア製品の複数使いが面倒な方は、化粧水や乳液、美容液などすべてを一つに集約したオールインワンがおすすめです。

・栄養バランスのよい食習慣を身につける

皮膚の働きを正常に保つためには様々な栄養が必要です。皮膚の材料であるたんぱく質はもちろん、皮膚の働きをサポートするビタミンやミネラルなど様々な栄養素の摂取が欠かせません。肉、魚、野菜などたくさんの食材を取り入れてバランスのよい食事を心がけてください。

・十分な睡眠

皮膚のターンオーバーを促しているのが成長ホルモンです。成長ホルモンは22時～2時までの間に最も分泌されるため、ターンオーバーが乱れないよう22時頃には就寝することをおすすめします。

・外部からの刺激を減らす

冬場は湿度が低く、暖房の使用頻度が増えて乾燥しやすいため、加湿器などで室内の湿度を上げることが重要です。

紫外線は季節に関係なく、屋外はもちろん屋内にいてもガラス越しに浴びています。日頃から日焼け止めを塗る習慣をつけて、お肌にダメージを与えないよう注意してください。